【企画展示】南極探検と犬たち～人と共に活躍した影の功労者〜＜船の科学館＞

2025-02-15 ～ 2025-08-31
青海エリア

初代南極観測船 " 宗谷 " の南極地域観測事業では、ソリを引く犬たちが大活躍しました。
「奇跡の船 " 宗谷 " 」にまつわる数々のエピソードの中でも、南極に1年間、取り残された後に奇跡の生還を果たしたカラフト犬「タロ」「ジロ」の物語は、あまりにも有名です。

実は " 宗谷 " よりも昔、前人未到の地だった南極に世界の探検家たちが挑んだ時代にも、犬たちは人間を助けて、南極探検の成功に貢献してきました。
犬たちの活躍なくして、南極大陸の踏破はなし得なかったでしょう。

本企画展示では、当館収蔵資料のうち、南極における犬たちの活躍を示すものや、" 宗谷 " の南極観測で使われた機材など通常非公開の資料を展示すると共に、南極探検時代および宗谷の観測で犬たちが果たした役割と、現代まで続く南極観測事業の礎がどのように築かれたのかを解説します。

関連企画として「海と船のおはなし会」や、「展示解説会」を実施いたします。
また、会期中に新たに制作された展示資料も公開される予定ですので、ご期待ください。

◆開催概要

開催日
2025年2月15日(土) 〜 8月31日(日)
休館日：月曜日（月曜日が祝日の場合は火曜日）
開催時間
10:00 〜 17:00 ( " 宗谷 " 乗船は16:30まで)
開催場所
船の科学館初代南極観測船 " 宗谷 " 船内科員食堂特設会場
〒135-0064　東京都江東区青海二丁目地先
見学料
無料

◆関連企画

◎海と船のおはなし会

読む本：関谷敏孝作『やまとゆきはら　白瀬南極探検隊』(福音館書店2002)
初代南極観測船 " 宗谷 " が南極に向かうずっと前、明治時代に初めて南極に行った日本人がいたんだよ！乗っていた船は小さな木造の汽帆船 " 開南丸 " 。ソリを引くためのカラフト犬たちと一緒に、命がけで南極点を目指した白瀬探検隊を待っていたものは…！？ (ノンフィクション絵本)