白川博士自らが実験を通して化学の不思議さ、面白さを伝える特別実験教室です。テーマは電気を通すプラスチック「導電性プラスチック」。実際に参加者が導電性プラスチックを作ります。
導電性プラスチックとは
2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹博士、A. J. Heeger博士、A. G. MacDiarmid博士が発見し開発したもの、それが導電性プラスチックです。
「プラスチック」といえば、ペットボトル、スーパーの袋やラップなど、日常の様々なところで用いられていて、普段からよく目にする身近な存在です。軽くて強く、加工がしやすいところ、そして、金属と違ってさびないところ、さらに色々な薬品に耐える性質もあります。しかし、これらのプラスチックは電気を通しません。
これに対して「導電性プラスチック」は、このようなプラスチックの様々な性質を持ちながらも、電気を通すという大きな特色を持った、新しいプラスチックです。1977年に白川博士らによって、ポリアセチレンというプラスチックに金属のように電気が通ることが発表され、今ではリチウムイオン電池や電解コンデンサのように、導電性プラスチックを利用した製品も数多く出ています。
実施日時:
①2018年2月17日(土) 13:00~16:30
②2018年3月31日(土) 13:00~16:30
所要時間:3時間30分(途中休憩あり)
定員:20名
対象:小学5年生以上
<申込必要>
詳しい内容はイベント主催者のWEBサイトからご確認ください。
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開催期間2018-02-17 ~ 2018-03-31
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開催場所日本科学未来館